九州新幹線は運転 台風9号に伴う9日の運転計画 日豊線・豊肥線で始発から運休 JR九州

この記事は過去の情報が基準となっているため、内容が古くなっている可能性があります。

JR九州は、台風9号の接近に伴う2021年8月9日(月・休)の運転計画を発表しました。

特急「あそ」「九州横断特急」などで運行しているJR九州キハ185系気動車(nozomi500/写真AC)
特急「あそ」「九州横断特急」などで運行しているJR九州キハ185系気動車(nozomi500/写真AC)

ウェザーニュースによると、8月8日(日)20時過ぎに鹿児島県枕崎市に上陸した台風9号は、8月9日(月・休)昼頃にかけて西日本を横断する見込みです。JR九州が8月8日(日)20:10現在として発表した情報によると、九州新幹線は通常通り運転する予定ですが、在来線の一部区間で計画運休が行われます。

始発から運転が見合わせられるのは、日豊本線(佐伯駅〜延岡駅間)、日南線(南宮崎駅〜志布志駅間)および豊肥本線(肥後大津駅〜宮地駅間、宮地駅〜豊後竹田駅間)です。また、日豊本線(延岡駅〜佐土原駅間、佐土原駅〜南宮崎駅間、南宮崎駅〜西都城駅間、国分駅〜鹿児島中央駅間)、宮崎空港線、肥薩線(吉松駅〜隼人駅間)、吉都線および豊肥本線(熊本駅〜肥後大津駅間)では始発から本数を減らして運転されます。

在来線特急列車も一部に運休が発生します。日豊本線の特急「にちりん」「にちりんシーガイア」(博多駅・小倉駅・大分駅〜南宮崎駅・宮崎空港駅間)は下り1・3・5号と上り2・4号が一部または全区間で運転が取り止められます。同じく日豊本線の特急「ソニック」は下り101号と上り202号、「ひゅうが」は下り3・7号、「きりしま」は下り3号が一部または全区間で運休します。

門司港駅〜博多駅間の特急「きらめき」は下り1・3号、「かもめ」は肥前鹿島駅・佐賀駅〜博多駅間で上り100・102号がそれぞれ運休となります。豊肥本線を運行する「九州横断特急」は下り3号と上り2号、特急「あそ」は下り3号と上り4号がそれぞれ全区間で運転取り止めとなります。

JR九州は、気象状況および線路設備等の状況により、上記以外の路線や列車でも運休、遅れが発生する場合があるとしています。